福中皮膚科クリニック|アトピー性皮膚炎|症状と治療について

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アトピー外来

アトピー性皮膚炎は慢性に経過し、かゆみをともなう湿疹病変が繰り返す病気です。当院ではアトピー性皮膚炎の患者さんを対象としてアトピー外来を開設しております。診察・治療を継続的に行い、皮膚症状をうまくコントロールしてアトピー性皮膚炎に煩わされることなく日常生活を送れることを目標にしております。治療への反応が悪かったり判断に迷う場合は、専門外来の他の医師に相談し、チームによる質の高い医療を目指しています。また世の中にはアトピー性皮膚炎に関する様々な情報が氾濫しておりますが、常に最新かつ正確な情報をお伝えし、理解していただくことを心がけております。臨床試験(治験)や臨床検体を用いた研究も行っており、アトピー性皮膚炎の病態解明や新規治療の開発に向けて精力的に活動しております。

当院では保湿剤や炎症を抑えるステロイド薬・免疫抑制薬の外用、かゆみを抑えるための抗ヒスタミン薬の内服を中心としたスタンダードな治療を基本としておりますが、患者さんの皮膚の状態や薬の効き方の個人差なども考慮に入れて各患者さんに合った治療をするよう心がけております。さらに必要に応じて悪化因子(アレルゲンなど)の検索およびその結果に応じた生活指導も行っております。重症例では紫外線療法(ナローバンドUVB)や免疫抑制薬内服も行っております。単に治療を行うのみならず、患者さんがアトピー性皮膚炎およびその治療について理解が深められ、日常生活に戻ってからもうまくコントロールができるよう配慮しております。

ナローバンド

ナローバンド

アトピー性皮膚炎、乾癬(かんせん)などに有効な光線治療器を導入しています。

アトピー注射

アトピー性皮膚炎におけるかゆみは、仕事や勉学の能率に直接的に影響し、睡眠の質も著しく低下させます。 かゆみに対する不安など心理的影響も大きく、生活の質への影響が非常に強いため適切に治療することが重要です。 アトピー注射はかゆみの原因を抑制することで治療効果が期待できます。